平成14年10月 | 平成14年度(2002年度)『情報化月間推進会議議長表彰』を受賞 | ||
平成17年10月 | 特許登録:特許第3735269号 | ||
発明名称:自動車の船積情報の入力用の可搬型コンピュータ装置 | |||
近年の自動車専用船は大型化し、大量の輸出車両が、短時間 に船積されるようになり、本船通関への対応など検数業務の在り 方も変化し、よりスピーディで正確な検数情報を提供することが求 められると考え、当協会は、この大型かつ複雑化した自動車専用 船への検数業務のシステム化に取り組み、平成14年3月、 自動車船検数システム(JCATS) |
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サイド検数員 | |||
従来、検数業務に使用していた手書きのタリーシートの代わり に自動車船の船型が、登録されているモバイルPCを活用します。 モバイルPCには、自動車メーカーからの輸出車両の情報と船会 社からのS/O(船積指示書)情報を主席PCで、マッチングさせた データがダウンロードされています。 |
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モバイルPC | |||
検数員は、艙内にモバイルPCを持ち込み、船積された車両の ケースナンバーを確認します。 モバイルPCに積付場所とケースナンバーを入力すると車両の モデル及び仕向地が表示され、この内容と車両本体を照合し、モ バイルPCに登録します。 このようにモバイル内に蓄積された検数データは、PCカードを 媒介として主席PCに取り込まれ、消しこみ作業で異常のないこと を確認した後、検数書類が自動作成されます。 |
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主席 | |||
自動車船検数システム(JCATS)のメリットは、荷主である自動 車メーカーに対して本船出港までのリードタイムの短縮が挙げら れ、船会社には誤積防止、ストウェージプラン(本船積付図)など の検数書類の自動作成による作業の迅速化並びにEDI(電子デ ータ交換)による検数書類データの提供も可能です。 また、実物の1/200のスケールで船型や車両を表現するた め、スタンション、スロープ等の本船構造物と車両の積載場所が 正確に把握でき、荷役効率や輸送品質維持を高めることができ ます。 |
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タリー画面 (拡大) |
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タリーシート (拡大) |
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